しろっぷ漬けのモモ：崖の上のジョージ：So-netブログ

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しろっぷ漬けのモモ [編集]

チェ・ゲバラの好物はシロップ漬けの桃だったそうである。食事の後、チェの前にだけ、シロップ漬けの桃が運ばれてきた。チェは不思議そうにまわりを見渡し、なぜ他の者にはないのかと聞いた。主催者曰く、全員分ないとのこと。チェは言った。「ここにいるみんなが口にできるのであればいいが、そうでなければ私だけそれを特別に食べていいという理由は何もないのだから」（チェ・ゲバラ最後の真実　レヒナルド・ウスタリス・アルセ著　451ページ　オルランド・ボレーゴさんが紹介したエピソードより）

これを読んだとき、学生時代、柔道部の合宿で先輩が全員分のトマトを買ってくるように拙者に命じたときのことを思い出しました。拙者はスーパーにトマトを買いに行ったのですが、全員分、同じトマトは無かった。仕方が無いので、先輩は大きいトマト、それ以外は小さいトマトにしたのであるが、、買って帰ったあと、先輩曰く『なぜ全員同じではないのか？』と。

悪しき平等（共産主義？）も格差社会（資本主義？）も問題だけど。。

ラジオで聞いた話だけど、８００人の避難所に７００個のロールケーキが１５時に運ばれてきた。避難所の責任者は１８時に帰ってくるため、１８時までロールケーキはお預けになったとか。なぜ、ロールケーキを半分に切り、全員に配る知恵がなかったのかと。全員に配った残り６００個の半分のロールケーキはくじ引きにするとか、ゲームの勝者に進呈するとか。。だって。

シロップ漬けの桃もね、全員分に切り分けて出せば、チェがあんな事言わなくて済んだのにね。